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暖かい家づくり、高気密高断熱住宅で、当社が気密を妥協しない理由とは!?〜前編〜 暖かい家づくり専門店

更新日:

暖かい家づくり
床暖房のいらない家づくり
後悔しない家づくりのプロ
隊長こと槇 秀高です。

プロローグ

今年の冬は寒気が連続で日本列島を覆い
とても寒い冬となりました。

自社のイベント等で
ご来場者の方からも
「暖かいが欲しい!」とよく言われます。
当然だとは思いますが
当社に来られる方の全てが
暖かい家」を望まれているので
かなり勉強されており
専門用語も理解される方も多く

そして
その殆どの方たちは
ハウスメーカーの住宅展示場を巡り
詳しく説明を聴いて来られたそうです。

私は
なぜ、そこで新築を頼まなかったのか?
疑問に感じてましたが

高気密高断熱について
詳しく説明できない
疑問を聞いても
「誤魔化された!?」
断熱性能なども
「ZEH」に対応しております。
こんな感じらしいです。

誰しもが『気密』に関して
詳しく話が出来る営業マンは
居なかったらしいです。

前述で書いた通り
当社に来られるお客様の殆どが
高気密高断熱に関して
自ら学んでおり
ハウスメーカーの営業マンより
詳しいのでは?
と考えられます。

そこで
今回は
『気密』について
我々が何故こんなに特化して
取り組んでいるのか!?
住宅の「気密」について
お話ししたいと思います。

高気密高断熱住宅は何故必要なのか?

まず初めに

日本の住宅は寒い!?

何故
「高気密高断熱住宅」が
必要なのでしょうか!?

・寒い冬、暑い夏を快適に過ごしたいから!
・省エネ性が高いから!
・日本の自給率が低いから
省エネ性を上げたい!
・室内の温度差は人体に悪影響を及ぼすから!
・内外温度差によって生じる
『結露』を防ぐため!
・また『結露』から生じる
カビ・ダニ』を防ぐため!
などなど沢山あります。

しかし
一番なことは

一生涯に一度の高い買い物だから
失敗したくないのではないでしょうか!?

私も実際にその建てる側だったら
絶対に失敗したくないし

車とか高額な品を購入する時には

必ず”燃費”などの維持費も気にして
検討します。

当社が保有するハイブリット車

今や自動車も燃費が良い車種が人気があり
中古市場でも
燃費が良い車種は
高額で販売されている感じでは
ないでしょうか!?
(一概には言えません)

2022年現在の今日
世に出回っている
「高気密高断熱住宅」という住宅の中で
新築された物件のうち
どれくらい、キチンとした
気密測定試験」を実施し
建主さんのことを想い
ダメだった箇所を手直しし
改善されたのか?

疑問です。

今、出回っている「ZEH仕様」で
気密測定試験も実施しないのであれば
単に「高断熱?住宅」なのでは!?

上記の通りこの日本では
絶対に高気密高断熱住宅
必要不可欠である!と言えます。

気密工事の条件

気密工事の期間は
どのくらいかかるのか?

当社の場合、33坪ほどの住宅でも
2週間くらいはかかります。

大きめな隙間は
ウレタンスプレーを仕様しますが
ここで重要なのは
ウレタンは断熱材であり
 気密材では無い!
ということ。

ウレタンを吹いて
そのままにすると
空気に接していることで
経年劣化し痩せてしまうことや
ひび割れ等により
やがてその箇所が
隙間となってしまう恐れがあります。

そのような現象を防ぐためにも
必ず、ウレタンを吹いて乾いた後は
気密処理しなくてはなりません。

些細なことですが
このようなことも
知識として身につけておかないと
たかが隙間で終わってしまい
その隙間から冬場には外の冷たい空気が
室内に侵入することで

それこそ
床暖房」が必要となってしまいます。

また、気密レベルの水準
C=0.1cm2/m2以下を目標としておりなす。

しかも
気密工事に対しては
大工さん、携わる業者さんにおいても
気密について知識重要性熟知しており
面倒臭がらずに丁寧に綺麗に仕上げられる人物
限定される他
それを管理する当社の監督
ある程度の知識だけではなく
工夫と経験、そして責任感が求められます。

気密工事

当社の気密工事は
先述の通り1棟あたり
2週間は掛かってしまいます。

電気配線や設備配管など
断熱、気密層を貫通させる箇所には
穴を開け、配線、配管が完了した後
ウレタンスプレーを施し
乾いた後には
キチンと気密テープで処理します。

テープも
気密処理する箇所に合わせて
2種類使い分けます。

左側はブチル系気密ケープ
抑えが効かない箇所に使用します。
(横架材、電気配線、浴室下部など)

右側は通常気密テープ
石膏ボードなどの下地で気密テープの上に
抑えが効く壁や床、窓周り内側など。

気密テープを貼る際は
ただ手で貼るのではなく
スキージーを使い、強めにしごいて
空気を抜き、下地に馴染ませるように
擦らないと、後に剥がれて来るので
手間を惜しまず、丁寧に処理しております。

入れ隅箇所


窓周り

電気配線部は
断熱、気密層を貫通させるので

束で配線してしまうと
気密を確保することができません。

面倒でも
1本づつ貫通させることで
気密が確保出来ます。

電気配線1階天井部


電気配線1階床部

設備配管も理論は同じです。
1本づつ配管し気密処理します。

システムキッチン下部給配管


ユニットバス下部給水給湯、追い焚き循環配管部

ここで忘れてはならない箇所があります!
土台と基礎の間に入れた
土台パッキン』部です!
土台パッキンそのものは、断熱材でも気密材でもありません。
(気密パッキンもあります)
断熱欠損とならない為
土台パッキンに被せるように断熱材で塞ぎ
その上から気密処理を施します!


外周部横架材、全て気密処理いたします。


隙間という隙間は全て
気密テープで塞ぎます。

最近では
建主さんもお手伝いしてくれたり
県内外からの見学に同業者の方々も
ご見学にいらっしゃいます。


建主さんに手伝っていただいております!


少しでも『気密』の重要性を広めるために
同じ志を持つ同業者の方にお
詳しく説明致しました。

しかし、ご見学に来られた同業者の方の
9割の方からは
『ここまでよくやるな!?
ウチは無理だは!!』と
やる前から『出来ない・やらない』宣言を
される方ばかりで

実際に『参考になりました!
ウチもC値=0,1cm2/m2以下を目指します!』
という方はほんの一握りである現実。

お客様にとっては
一生涯に一度の高い買い物です。

少し真剣になって欲しいと
強く感じます。

建ててから
後悔するのでは無く

失敗しない為にも

是非

住宅の性能について
知識を持たれる事を
お勧め致します!

次回は後編

『構造見学会を行う理由』・
『気密測定試験を2回やる理由』
について
お話ししたいと思います。

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