暖かい家づくり 間取りと換気の設計 

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気密隊長こと槇 秀高です。

今日は暖かい家の間取りのプランニング
についてご説明させていただきます。

今回は冬の寒い時期のお話です。

 

後悔の声

最近当社のホームページをご覧になって
他社で新築した方
「冬寒いのでどうしたら良いのか教えて欲しい。」
設計図を持ってご来社されることがあります。

どのように「寒い」と言われたのか?
① 入浴時、湯船に浸かっても
どんどんお湯が冷めて来てしまい
浴槽の底が冷たくてお尻を付けられない。
(那須塩原市 S様 築3年)

② 高気密高断熱で3階建てで新築した
1階:玄関・浴室・脱衣室・主寝室
2階:LDK吹き抜け・収納室・トイレ
3階:子供室2部屋
こんな間取りでした。
断熱材は現場ウレタン吹き付け(100倍発泡のみ)
憧れだったリビング階段
寒い時期、上の階から冷気が降りて
とても寒く、そこを塞ぎたい。
まだ子供が小さいので1階の主寝室で家族4人で寝ていると
敷布団の下面カビが沢山付いていた
お風呂も寒く、服を脱ぐにも抵抗がある。
など。
(宇都宮市 E様 築1年)

③ 高気密高断熱で平家を建てた。
しかし、猛烈に寒く
室内にも関わらず、息が白いです。
には結露が毎日出て、カビが沢山いてます。
建て直したいです。
(那須塩原市 T様 築4年)

④ 憧れの床暖房付きの2階建て。
床暖房を付けるととても快適です。
しかし、光熱費が高く殆ど使っておりません。
毎日エアコンと石油ファンヒーターで暖を取ってます。
でも、足元は床が冷たくて、妻は厚手の靴下履いたり
スリッパも履いてないといられません。
また、床暖房のメンテナンス費用心配です。
勿論、窓は結露でビッショリです。
(大田原市 T様 築3年)

⑤ デザイン重視でカッコイイ平家を建てました。
高気密高断熱が標準で、しかもカッコイイ
エアコンの空調も完備してます。
しかし、足元は寒く広い部屋は少し低めの室温
トイレなど狭い空間は暑い。
温度差大きくて、顔の辺りが暑くて、足元が冷たい
メンテナンスがかかり過ぎなので、これからお金が
沢山掛るので心配
(那須塩原市 S様 築1年)

 

なんちゃって高気密高断熱住宅、寒い理由

他にも沢山後悔された方が沢山いらっしゃいますが

寒い理由のほとんどは
① 気密測定試験を行っていない。
※気密工事を徹底していない。(業社)
② 樹脂サッシを使用していない。
③ ダクトレス換気システムで
入り切りのスイッチ付きの物である。
④ エアコンの間欠運転で使用している。
⑤ 暖房容量計算を行っていない。
⑥ 断熱工事を安易に考えている。(業者)

今まで上げた内容を踏まえ、
その土地状況日射
方角環境などを考慮して、
お客様の家族数、住まい方など
ヒアリングしてからプラン二ングをいたします。

 

床暖房のいらない家の暖かい理由

当社で建てる「床暖房のいらない家」の室内
ほとんど温度差生じないことから

間仕切り壁やドアなども最小限に抑えられるので、
吹き抜け階段のあるリビングなどでも、
上から冷たい空気が降りて来て
寒い思いをすることもありません

他のハウスメーカーさんとは
プランを設計する前から
プラン二ングの考え方が異なります。

当社は当社ならではの住宅性能を最大限活用し、
夏はなるべく日射を遮蔽し、
西面窓の面積をなるべく少なくしたり
(西日は横から部屋の奥まで差し込むため)
その土地で家の方角配置周囲の状況など
考慮し、日射趣味レーションを行います。
単に動線や使い勝手だけでプランニングしません。
その家で高齢になっても過ごしやすい様
階段の傾斜も、非常に緩やか
昇り降りし易くなります。

以上のことを踏まえ、
地震が多いこの国で
柱の直下率100%を目指して、
1階2階同時に考えながら
プランニングすることで、
健康快適で省エネルギーも良く、
しかも丈夫な家となる様に設計します。

換気の考え方と設計

プランが確定すると
次に換気の設計を行います。
当社では、125π太いダクト
天井裏などに配管するため
構造躯体との干渉が大きいため
初めから配管計画を出します。
高気密高断熱住宅で換気は
最も重要です。

換気の経路、空気の流れ、家族数
建物の大きさ、人の呼吸による
二酸化炭素排出量、これらを踏まえ
住む人が快適に暮らせる様に計画します。

我々の換気量を設定するの至って
4つの観点で設計します。

① 国で定める0,5回/h換気

② 人間一人あたりの必要換気量

③ 建物の大きさや間取りからの判断

④ ビリ管理法による二酸化炭素濃度1,000ppm以下

以上を考慮し
プランニングした間取りにあてはめ
単に建築確認を通すだけの目的ではなく
そこに住む建て主さんに
末長く低光熱費で、快適に暮らせるように
換気設計を行います

せっかく暖めた部屋を換気扇を回すことで
暖気を外に捨て、冷たい外気を余分に
室内に取り入れるということは
勿体無い!」と
誰しもが知っていることと思います。

また、気密が悪い住宅は
その隙間から外気が侵入することで
足元が寒くなります。
更には、熱交換型の高額な換気システムを
採用したとしても
その換気を通って室内に入ってきた空気は
熱を交換することで暖められ入ってくるものの
やはり気密を疎かにした住宅では
隙間を通じて冷たい外気が侵入してしまいます。

よって、気密測定試験
必ず行なっているのです!

注意!)
気密測定試験も最近耳にするのは
サッシや電気のコンセント複数箇所など
気密工事が疎かとなってしまっている所に
気密測定試験時に「目張り」を施し
結果を良く見せよう!的な違反行為が
ある事を知りました。

前例から、住宅にとって気密
とても大切です。

気密測定試験の正しい知識を身につけ
気密測定試験は、施主立会いで行う事を
推奨します!

 

機械は寿命があり壊れるもの

更に!

最近多いのは
築10年以上の物件で
熱交換型第一種換気システム老朽により
修理困難、商品が廃盤
すでに部品が製造されておらず
器具ごと交換するしか方法が無くて
それを建てたハウスメーカーさんも
手に負えず、我々の方へ問い合わせされる方が
少なくありません。しかも日本は新商品の開発が早く
新しい機種が年々出て、古くなったものは廃盤

このような文化であることを想定して
機種を選んだりした方が良いかもしれません。

一方
当社の採用している換気システムは
スウェーデン製のフレクト換気システム
歴史も長く、換気のモーターのみの交換も可能です。

最近、ようやく築14年のお客様の換気システムの
モーターを入れ替える工事を行なったばかりで
そのお客様からも
こんなに簡単にモーターのみの交換ですんで
助かった!」と喜ばれておりました。

結果、24時間換気システム
文字通り24時間、365日回しっぱなしとなるので
私が思うに、省電力効率良く動き
簡易的にメンテナンスも出来
機種の交換も安易に出来る
このような機種選定すべきである。

換気の風量調整

換気の設計通り、現場で経路を設計通り作っても
実際にその設計通りの換気量きちんと
換気しているのか?

1つのモーターで、各部屋にダクトを配管し
その中を空気が流れる。

実際はというと
設計通り定めた空気の量
上手く流れておりません

そこで

当社はお引き渡し前
必ず24時間換気システムの風量調整
行い、設計した換気量合わせます

風量調整を行うことで
設計した換気量をきちんと確保することが出来ます。

また、家族数増減があったとしても
簡単に換気量を変える事も出来
建物の大きさと、家族数に合わせ
省エネ性と快適性を損なうこと無く
理想の住環境になります。

最後に二酸化炭素濃度を測定して見ると

試験管の先端が紫色に変わって
二酸化炭素の濃度がわかります。

1,000ppmを超えなければ『合格』

「細かいことを言うと私のこだわりは
900〜1,000ppmで設定するように
しております。
このほうが、省エネと快適性に
優れているので!」

当社の設計コンセプト

当社で「床暖房のいらない家」を
プランニングしていく上で重要視していることは

日射取得の軽減
我々は安易にプランニングいたしません。
それは、新築する場所、周囲など考慮しないと
日射の状況が判断できず
建物の形や窓の大きさや位置も決められません。
夏は極力、直接光が入らないように!
冬はなるべく光が部屋の奥まで差し込むように!

柱の直下率100%を目指します
地震が多い国だから
1階の柱の上に、2階の柱を
2階の柱の下に、1階の柱を入れる
我々は設計する際に、3次元でプランニングします。
1階の部屋をプランする際、2階の構造を考慮
2階の部屋をプランする際、1階の構造を考慮

階段の緩やか勾配の実現
人が幼い時、高齢になった時
階段の登り降りがしやすいように
階段の勾配をなるべく緩やかに配慮しております。

建主さんとヒアリングを行い
趣味や習慣など伺い
最適なプランを計画します。

快適空間設計隊長こと
高野部長です。

趣味は海釣り!
「釣りバカ隊長」でFB投稿
しております。

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