暖かい家づくり
床暖房のいらない家づくり
後悔しない家づくりプロ
気密隊長こと槇 秀高 です。
光熱費が高騰している昨今
一生涯暮らす“家“にも
『燃費』が優れた家づくりが
今年から更に厳しくなります。
見た目も大切ですが
それ以上に“家の性能“は大切で重要です。
今回は生涯暮らす“家づくり“において
重要検討事項をお話ししたいと思います。
我が国のエネルギー状況
我々の住む“日本“では
エネルギーの殆どを輸入しております。
よって、世界情勢などで戦争や気象状況で
大きく影響を受けます。
今から34年前
私が運転免許を取った18歳の時
レギュラーガソリンは90円/L代で
灯油は50円/L代でした。
今では当時の倍!!
国からの支援で、若干購入単価は
下がっておりますが
今後は?
それに伴って
電気料金は?ガス料金は?
今から10年後
今より下がるのか?
更に上がるのか?
殆どの方が
『今より上がる』とお答えになります。
それでは
住宅に置き換えて『燃費』を
考えてみて下さい!
住宅ローンは組んだ年数のみの
支払い期間ですが
“光熱費“はどうでしょう。
光熱費は、そこに住む限り
支払い続けなくてはなりません。
冷暖房コストを抑える
しかも、快適な室温で!
よって
これからの『家づくり』は
“省エネルギー性能“が優れている家
であること。
それについても
しっかりと検討しなくてはなりません。
快適で健康的な暮らし
寒い時期(冬季)に多いのが
“ヒートショック“について
この季節になると、テレビ、新聞等で
目にすることが多いです。
特に、栃木県は“心疾患、脳血管疾患“による
『死亡率はワースト1』である。
寒い地域の住宅は、温度差が少なく
寒さ対策が万全であり
栃木県は、冬季、寒い地域でありながら
家のつくりは
24時間換気はついたものの
至って昭和時代そのままで
見た目が令和になった感じでしょうか。
少しでも多くの方に
この現状を知り
『住宅性能が、命に直結している』
ということをご認識していただきたい。
そう願っております。
前述の通り
エネルギーが高騰し
今後も更に上がり
冬季の電気・ガス・灯油代の負担が
重くのしかかってこない為にも
より住宅性能が高い
“家づくり“が求められて来ます。
住宅性能を上げた場合のメリットとデメリット
性能を上げると
断熱材、サッシ、などなど
建築コストも上がりますが
実際に住んでみて
建築コスト以外でも
室内が快適だと
“暮らし方“が大きく変わります。
先ずデメリットから申し上げますと
①建築コストが高い
②外が寒いのか、外に出ないと分からない。
③家が一番快適なので、外泊したくない。
④快適なので、友人、子供友達の
集合場所にされるケースが多いので
おやつや食材など、持ち込みや
差し入れを推奨致します。
⑤冬季、室内が乾燥するので
加湿器が必須!
ではメリットをみてみると
①快適で過ごし易い!
②その上、冷暖房コストが安い!
③布団の種類が少なくて済む。
④家族全員、風邪を引くことが
少なくなる。
⑤観葉植物が元気で長持ちする。
⑥洗濯物の室内干ししても
よく乾く。
⑦深夜に帰宅しても、早朝でも
いつでも快適室温なので嬉しい。
⑧お財布が寒くても
家が暖かいと、幸せな気分になる。
(私だけ?かな?)
⑨押入れ、クーゼット内部も
同じ温度なので、湿気が籠ることも
無い為、衣類は長持ち、布団はふっくら
⑩室内でペットを飼っていても
気密性が高く、計画計量換気しているので
嫌な臭いがしない!
⑪日射を計算して窓の大きさや配置位置
軒先の出、家の向きを最大限
考慮しているので、室内に夏は入らず
冬は日差しが差し込むことで
特に夏、冷房の効果が全然違う!!!!
⑫また、夏の暑い時期では
ただ涼しいのでは無く
“カラッと冷んやり“
汗ばんでいるシャツも、5分もすれば
サラッとするほど快適です。
高断熱だけでは無理!?
最近の住宅は
何かと高断熱化して素晴らしい数値を
出してきてます。
それは良いことだと思います。
しかし
室内で暖めた空気は軽くなり
上昇し、上部の小さな隙間を通じて
外へ逃げてしまいます。
そして下部からは
小さな隙間から外の冷たい空気が侵入し
床が冷たくなってしまいます。
これこそ
“床暖房の出番!となります。
解決策は
今後の住宅は
ようやく高断熱となったのであれば
小さな隙間を塞いで
せっかく気密工事をしたのならば
気密測定試験を行い
少しでも良い数値が出るように
更に手間を掛けてキチンと
気密処理をすべきである。
隙間を疎かににすると
そこから内外気が出入りする。
そこに暮らす以上
向こう何年も!
先述で述べた通り
エネルギーは高騰し
逃げた熱は、お金をかけて
暖めた空気です。
これからは断熱だけではなく
せっかく暖めた熱を
“漏れない、冷めない、逃さない“
家づくりが重要です!
結果
今後は更により良い性能の“家“が
当たり前の時代となります。
建築コストが上昇し
なかなか手が届く金額ではなくなりましたが
『坪数削っても、性能削るな!』
正にピッタリの時代となりました。
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