■断 熱

ジョイ・コス と GW(グラスウール)

断熱材は、写真のように床も壁も隙間を作らずはめ込むことで、断熱欠損をなくします。
※断熱欠損があると室内と外気の温度差により、弱い欠損部に集中し結露が生じるので、要注意!

Joy・kos床パネル 炭化コルクタイプ     Joy・kos壁パネル ベニアタイプ

高性能グラスウール 24kg 100mm
関東で多く使われているグラスウールは、ビニール袋入りのものでそのまま使用しますが、
当社はこの高性能グラスウールを使用いたします。
グラスウールを施工するときは、グラスウール自体を潰さず、曲げないように丁寧に入れ、
筋違、下地、コンセントボックスなど壁の中に設置してあるものの形をくりぬかなければなりません。
非常に手間のかかる作業です。

①断熱性能?
ジョイ・コス ? ? ?   ? 0.026W/mK
高性能GW?24kg ?   0.036W/mK

W/mK:1mの厚さを内外温度差1℃でどれだけ熱を伝えるか。数値が低い方が良い。
上記の数値に対して、それぞれ厚みで換算すると、ジョイ・コスの方がおよそ1.4倍優れている。

②透湿性
ジョイ・コス     殆ど水蒸気や空気の流入が無いので、気密シートは免除となる。(水に浮く)
高性能GW 24kg ? 繊維系断熱材なので、水蒸気や空気の流入があり、
気密層を設けなくてはならない。(水に沈む)

※気密層(気密シート)を施工しないと、内外温度差が大きい場合壁体内で結露が発生し、
やがてカビや白蟻を招く恐れがあります。建物そのものの寿命を縮めるだけではなく、
そこに住む家族の健康に悪影響を及ぼす恐れがあり、十二分に気を付けて施工しなければならない。

③それぞれのメリット
【ジョイ・コス】
イ) パネル化工法が故、柱と柱、土台と桁の間に隙間なく外周部全て収まるので、
建物そのものの揺れに非常に強い。
ロ)表面は固く平らで、厚さも柱と同じであり、気密工事が安易で施工性に優れている。
ハ)床パネルの表面には炭化コルクを採用し、炭の効能もあり、面強度も2トンということで、
グランドピアノなどその上に置いても、全く問題無い。
二)壁パネルの表面には非ホルムアルデヒド合板を採用しているので、
外周部の壁にはビスや画鋲など、家庭で装飾する物など、下地が有るので装飾し易い。
ホ)遮音性に優れており、家の中に窓全て締切った状態だと、大抵の音が入って来ない。
又、室内で音楽や弦楽器程度であれば外に音が漏れない。

【高性能GW 24kg】
イ)ジョイ・コスに比べ、単価が安い。
ロ)普及品なので、入手し易い。

 

④それぞれのデメリット
【ジョイ・コス】
イ)GW に比べ、単価が高い。
ロ)工法メーカーの中では珍しい位で、殆どが研修で自ら学んで、自ら採寸して、
自ら施工するので、きちんとした姿勢で取り組まなくてはならない。
他社は図面を送ると勝手に見積りが出きて、その他必要な計算値もメーカーにより出されるが、
ジョイ・コスは自分で手計算出来るよになるまで時間がかかる他、
年に一度、テストまでされるので、研修会には必ず出席しなければならない。
ハ)手配してからの納期が掛かる。

高性能GW
イ)キチンとした施工をすると、手間が掛かる。
ロ)空気、水蒸気を通す。
ハ)電気、設備工事などにより、穴を開ける箇所を隙間を無くす事が難しい。
二)正しい施工を行う職人が少なく、指導が必要である。
ホ)日本の住宅の90%の家がGW で有る。

 

 

 

 

 

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