暖かい家づくり 工法について ポイント5、6

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こんにちは!
気密隊長こと 槇 秀高です!

■ポイント5 窓
ここまでお伝えした内容も非常に大事な事ですが、
更に重要な事は窓をケチってはいけない事です。
ポイント4 断熱材でお伝えした暖房計算で、
家の各部位で熱がどれだけ逃げるか?
を割り出すと、
一番多くの熱が逃げる
箇所が “窓”です。

世の中色んな工法が有りますが、
最低でもペアガラスで
フレームがオール樹脂や木製にしなくては、
折角の高気密高断熱住宅の仕様にしても
効果が得られません。
最近、当社の建主さんでは、
樹脂のトリプルガラスの採用が
半数を超えております。

何故なら、一生に一度の大きな買い物で、
今まで書いたポイント1〜全て伝え、
優先する事項が性能第1となり、
より快適性、省エネ性を追求する方が
長い目で見て得!と理解されたものと思います。

世界の先進国での樹脂サッシの普及率でも
日本は一番遅れており
アメリカやヨーロッパでは80%近く普及している
のに対し日本では僅か10%程です。
どんな工法にせよ、
オール樹脂サッシをお勧め致します。

■ポイント6 換気
平成15年7月より施工された、
建物内の気積に対し0.5回/時 の換気が
義務化となりました
同時では、高気密高断熱住宅は、
今程普及しておらず、
建築確認申請を通す為だけの目的で、
ただついているだけで、
引き渡し後はスイッチを切る。
そんな感じでした。
最近では、ZEHなど高断熱住宅が増えて、
熱交換型第1種換気を採用する会社も
多くなりました。

ここで少し余談です。
当社での話。
今から2年前、当社の社員K氏から私に対し、
「社長は今後換気システムでは第1種と第3種、
どちらを勧めていくのですか?」
と質問されました。
私は「第3種」と答えた所、
「今や高気密高断熱住宅の性能を上げるには、
最小限熱のロスを抑え、
暖房の負荷を少なくして行くのが
一番なのになんでですか?」

その頃は数字だけ見ればその通りですが、
理由は他にあり、
それは自らの経験で培わなくては
ならないと思いました。

その頃、ちょうど
国交省のゼロエネルギーハウス推進事業として、
2棟採択され、同時期に床暖房のいらない家
ジョイ・コスver、ノーマル仕様と
スーパージョイ・コス仕様で引き渡ししました。

やがて一年が経ち、
国交省に一年間のランニングコストを提出する際、
K氏は双方の一年間のランニングコストを
比較して見ると、
なんとスーパー仕様(第1種換気)155000円/年より、
ノーマル仕様(第3種換気)の方が72000円/年で
ほぼ半値という結果となりました。

そこで私は
「前の質問で私が第3種換気を勧める
理由を話した所、
家を建てる側は換気のメンテも
仕事としているから容易に出来るが、
そこに住むのはお客さんであり、メンテが大変で、
しかも第1に比べ、第3種は空気の流れも
一方通行で分かりやすく、扱いやすい。
数字だけ見れば第1種の方を優先するが、
住んでいる方のメンテやイニシャルコストを
考えると第3種を勧めたくなる。
それに、エネルギーを計算して行くと、
換気システムで捨てた熱の大きさと、
失った分作った熱のコストに大きな差は無く、
イニシャルコストも第1種に比べて半分で済む。」
こんなやり取りがありました。

第1種換気も第3種換気も、
基本気密が高い住宅でないと意味がありません。
気密が悪いと隙間からは風が吹くと隙間風が入り、
室内でストーブを付ければ、
空気は温められると軽くなり、
天井の隙間から逃げてしまい、
床の壁沿いから
外気の冷たい空気が温度差によって起き、
更には換気システムで機械換気してしまいます。




まとめとして、
換気システムはどちらを選ぶかは、
その建物を作る会社の気密レベルが
毎回どれくらい取れているのか?
を参考にして判断すると良いかもしれません。
決して、引き渡し後はスイッチを切る。
こんな事は決して許される事ではありません。

以上、暖かい家 工法についてでした。

この次は、
換気の定義についてお話ししたいと思います。

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